コストコントロール
夢をかなえるために、以下のことに気をつけながら、コストをかける部分とかけない部分のメリハリをつけ、 できるだけ無駄のない設計を心がけています。
■コストを左右するもの
・敷地条件 接道条件、地盤の良し悪し、敷地の広さ等は材料搬入や工事のしやすさに関わり建築費に影響し
ます。
・地域差 地域による格差が、人件費等の影響で2割ぐらいあります。
・建物の形 正形のプランに比べ、L型や凹型のプランでは壁面積が増えるので割高になります。
吹抜けの面積や、スキップフロアの場合も工事費に影響します。
・建物の仕様 仕上げ材料、設備機器の種類など。
■コストダウンの手法
・建物形状なるべく凹凸の少ない単純な形にする。
・空間の広がりを工夫して、床面積をおさえた設計。
・材料の無駄をなくし、経済的なスパン(梁の長さ)の構造とする。
・優先順位をつけ、必要がないものや後からできるものは思い切って削る。
・使用する材料の種類や職種をなるべく少なくする。
・配管ルートが短縮できる水廻りの配置。
・既製品・規格サイズ(サッシなど)を活用する。
・メーカーから現場までの流通過程の短縮。
・材料や設備機器の直接支給(インターネットでの購入など)。
・建て主の自主施工(左官や塗装など)。
■コストコントロールの流れ
当初予算 …おおまかなご希望を伺った段階で、総予算から地盤改良、給排水の接続、外構工事などの費用をのぞき、建物の想定坪単価から延床面積を割り出し、その面積を目標にプランを考えていきます。
概算見積 …基本設計が終了した段階で、仕様の仮決めを行い、概算見積をとります。
この段階では仕様がすべて決まっている訳ではないので、あくまで概算見積もりですが、予算との開きが大きかったたり、予算の増額も見込めないときは、基本設計の見直しを行ないます。
本見積 …実施設計が終了した段階で、通常は3社程度の施工会社に見積を依頼します。(特殊な施工条件やローコストの場合は特名とする場合もあります)施工会社は地域や実績、経営内容、計画建物への適性を判断して選びます。
見積チェックと再見積 …見積内容に重複や落ちがないかチェックするとともに、比較表を作り見積をくらべます。予算オーバーの場合、度合いに応じて減額案を作り、再見積を依頼します。
仕様変更だけで調整可能な場合もありますし、若干の形の変更に及ぶこともあります。
また、必要に応じて他の施工会社に見積依頼をすることもあります。
契約金額の確定 …見積調整後の最終金額をどうするかは、建て主の判断になります。
予算を増額して決着する場合もありますし、当初予算を優先し設計変更で落とす場合もあります。
建築士として必要な助言を行ないます。
工事中の変更 …工事の追加や変更に関しては、まず見積をとり建て主の了解を得た上で施工することが原則です。
竣工後の精算 …工事段階での追加・変更工事は竣工の1ケ月後に精算します。
■家を建てる時に必要な手続きと費用
土地を探して家を建てる場合、必要な手続き、依頼先、費用の目安は 》》》一覧表(PDF)

